橋で繋がる宮古島の離島のうちの一つ、「池間島」の入り口にある、こじんまりとしたイエローとグリーンカラーが目印のキッチンカー。そこから香るのは挽きたてのコーヒーと、色とりどりのフルーツジュースたち。栄養士として長年働いてきた店長にドリンク店の今と今後についてインタビューしてきました!
今何してる??
ーこんにちは!今日はよろしくお願いいたします!
よろしくお願いします。…なんか改まると緊張するね笑
ー本当にね笑 私たちは昔からの長い付き合いなのでお互いよく知ってるんですが、この記事を読んでくださる方のためにまずは自己紹介からお願いしてもよろしいでしょうか。
そうですね。私は宮古島生まれ宮古島育ちの与那覇愛といいます。元々栄養士として働いていました。今は池間島の入り口の一角でドリンク屋さんをしています。
ー栄養士さんなんですよね〜お仕事は大変でしたか。
ん〜そうですね、食べることに関しての興味はその頃からあったような気がします笑
ーではそのお仕事の経験が今のお仕事にも生かされてるんですね。
だと思います。
ー今のお仕事についてもっと詳しく聞いていきたいと思います。ドリンク屋さんとは具体的にどんなものを作っているんでしょうか。
宮古の食材を使った手作りドリンクを販売しております。他にも自家焙煎コーヒーもお出ししてますよ。
ー観光地にあるお店なので様々な方が来られると思うんですけど、どういった年代のお客様が来ますか?
やっぱり観光客ですよね。ファミリー層からお年寄りまで来られます。ただ、夏と冬ではお客さんの層が変わりますね。冬は暖かいところを好むお年寄り、夏は若者がマリンレジャーで来ます。その層に合わせてメニューを変えていきたいとは思ってます。
ーニーズに合ったドリンクを提供しているんですね。メニュー中で特にオススメってありますか?
個人的にはピンクレモネードとジンジャーエールです。シマヤマヒハツなどの一般には知られていない宮古のスーパーフードを利用してこだわって作ってます。季節限定メニューだとフルーツティーがおすすめです。マンゴーとグアバとドラゴンフルーツをふんだんに使った贅沢なデザートドリンクになっているので、南国のフルーツを楽しめます。
ーほんとにフルーティーで美味しいですよね〜!私もよく飲ませてもらってます笑 宮古島の中でも様々なドリンク店があるんですが、ここはうちだけのこだわり!というものがありますか?
そうですね。島の食材をできる限り使用し、無添加無着色で、体に染み渡る美味しさを目指しています!
無添加無着色で、島の食材をふんだんに用いたメニューにこだわってます♪
店長オススメメニューは、「ピンクレモネード」と「ジンジャーエール」!
ドラゴンシークワサー
自家焙煎豆カフェオレ
グアバ&フルーツティー
これまでの軌跡
ーではここからはお店を始める前のお話を聞いていきたいと思います。まずそもそもなんですがどうしてドリンク屋さんを始めようと思ったんですか?
宮古島にはまだまだ知られていない魅力的な食材がたくさんあるので、観光客の人たちに知ってもらいたいと思ったのがきっかけですかね。
ーそうだったんですね〜。ドリンク店を立ち上げるにあたって様々な苦労があったと思いますが例えばどんなことがありましたか?
私のお店は店舗ではないので、電力確保や車検などのキッチンカーならではの苦労がありました。でも車のペンキ塗りは楽しかったです笑
ーペンキ塗り体験してみたかったです笑 愛さんは元々飲食店に興味があったんですか?
ないです。笑 食べに行ったりするのは好きですが自分でやってみようと思ったことはなかったです。でも今こうしてお店を持っているので不思議ですね笑
ー私からみる限りでは、しっかりドリンク店の店長として様になってますよ笑 飲食店には興味がなくても観光業にはあったんですか?
そうですね。小さい頃から、周りに観光業に携わっている人が多かったので、観光という分野は親しみがありました。なので、観光地でのお仕事というのは抵抗なかったかもしれないですね。
これからのビジョン
ーこれからのビジョンは色々と考えておられると思いますが、今後特に挑戦してみたいメニューなどはありますか?
これからはコロナも少しずつ落ち着いてきて、海外からのお客様も増えると思うのでビーガンとかベジタリアンに挑戦して、いろんな文化を背景にしたお客様に対応できるようにしていきたいですね。
ービーガンメニューいいですね!楽しみです。新しい取り組みの中で何かつまづいていることなどはありますか?
新商品開発ですかね…。私、とってもこだわり人で細かいので新しいメニューを考えるのにとても時間がかかってしまうのでそれが課題ですね笑
ーその真面目さがこのお店のこだわりの美味しさに繋がっているんですね。 では最後にこれから飲食店を始めようと考えている方にアドバイスをよろしくお願いします!
お客さまの反応がダイレクトに見えるのでやりがいは感じますが、実際には地味な作業が多いので根気が必要です。そこも楽しみながら頑張ってください!
ー今日は長い時間ありがとうございました♪
ありがとうございました!