宮古島には、撮影スポットNo. 1とも言われている「砂山ビーチ」という砂浜があります。名前の通り砂の山になっている坂道を越えると、青い海と真っ白な砂浜、そして砂山ビーチで一番有名なアーチ状の岩が見えてきます。そんな絶好な撮影スポットビーチの一番近くになるのが「スナヤマカフェ」。ロゴハウス調のお洒落な一軒家カフェで、オーナーの伊藤 有里子 さんにインタビューさせていただきました!
今何してる??
ー本日はよろしくお願いいたします!
よろしくお願いします!
ーでは早速なんですが、まずはどのようなお店をされているのかご紹介よろしくお願いします。
地元のものをなるべく使うことを心がけていて、アットホームな、おかえりただいまって言えるようなあったかいお店を目指してやってます。
ー素敵ですね〜。スナヤマカフェっていうお店の名前の由来ってあるんですか?
元々、前オーナーがいらしゃって、7年間ぐらいやってて、私がここ移住したばっかりの時にここでバイトしてたんですけど、もう辞めるのであなたたちご夫婦やりますかって言っていただいて、名前もそのままで。メニューや内容はだいぶ変更してるですけど、名前はそのままでやらせてもらってます、通算すると13年ぐらいやってます。
ーそうだったんですね!私地元なんですけど、スナヤマカフェって名前は以前から聞いていた気がします。
そうですよね〜長いことされていたので聞き覚えがある方も多いと思います。
ー客層はどんな感じなんですか?
繁忙期はやっぱり観光の方がすごく多いんですけど、閑散期は地元のおじいおばあがフラッとコーヒー飲みにきていただいたり、制服着た高校生の子達が来ていただいたり。
ーいいですね!なんかそういうのって嬉しいですよね!
本当にそうなんですよ!笑
ーみなさんどうやってお店を見つけて来られるんですか?
観光の方はるるぶとか、有名な情報誌にはいろいろ載せていただいているのでそれでかな。宮古島ってリピーターが多い島じゃないですか、なので観光のリピーターも多いですね。
ーなるほど〜一度来られた方がまた来ていただいて、みたいなことですね。
そうですね、そういう方もいらっしゃいますね。地元の方たちは、本当にここら辺に住んでる人たちで、畑仕事が終わった後にコーヒー一杯飲みに来てくれたり。
ーそれこそほんとにアットホームですね!
なんか違和感があるんですけど、なんか可愛くて絵面が笑 入ったことなかったよ~なんていう人が恥ずかしいけど入ってきたよなんて言ってきてくれると、ほっこりしてありがたいなぁって思いながら笑
ー癒されますね笑 では、今度はメニューについてお聞きしたいんですが、お店の中の一番のおすすめメニューはなんですか?
一番人気は、宮古牛100パーセントのタコライスが一番人気です。
ーどういった所にこだわっていますか?
県産野菜を使ったり、県産の宮古牛使ったり、宮古島でしかなるべく食べれないもの。で、とにかくうちは自家製というのにこだわっているので、タコミートも手作りですし、そこにかかっているドレッシングも手作りしてます。デザートも、宮古島でしか食べれない宮古豆を使っているんです。
ー宮古豆、私も以前前に来させていただいた時に食べたんですけど、とっても美味しかったです!
美味しいですよね!でも宮古豆びっくりするぐらい高いのですけどね笑 でも食べたら豆豆しくて豆好きにはオススメですね。とにかく、宮古島に特化したものをできる限り使いたいなって思ってます。
宮古島の食材を使うことにこだわりを持ってます♪
一番人気は、宮古牛100パーセントのタコライス!
これまでの軌跡
ーここからは過去の話を聞いていこうと思います!伊藤さんはいつ頃引っ越されてきたんですか?
2017年に夫婦で移住してきました。主人は他のところで仕事してたんですけど、私は求人が出てたスナヤマカフェでバイトさせていただいて、半年か一年後にもう辞めるって話だったので、その後に私たちが引き継がせていただいた感じですね。
ー移住のきっかけはどういったものだったんですか?
新婚生活がここからスタートなんですよ。元々神奈川出身で二人とも。30も近いし、第二の人生じゃないですけど、そのタイミングでいろいろ考えて。主人は向こうで自営業してたんですけど。向こうにも何店舗か残ってるんですけど。そのお店を人に預けられるタイミングでもあったので。こっちでゆっくり二人で暮らそうかなと思って移住してきたのが2017年ですね。
ー宮古島にした決め手みたいのはあったんですか?
私は、宮古島に移住する前にきたのが一回だけなんですよ。とにかく沖縄で生活がしたくて。温かい、海が綺麗みたいのが好きで、で、友達が元々宮古島に住んでてその方に観光案内してもらって、こんな綺麗な島あるんだって思って話がトントンと進んでいきました。
ーその時期ってバブルでした?
めちゃくちゃバブルでした。家も借りれないし、高いし、内地と変わらないくらいの値段でどうしようって思ったんですけど、寮付きのところに主人が働いてくれたのでそこに二人で移住しました。
ー本当にいい感じで決まっていったんですね!なかなか移住したいと思っても来れないって方の方が多いって聞いたんですけど。
運よく決まった感じですね。
ーお店を始めるにあたって苦労したこととかありますか?
元々主人が自営業やってたし、いつかは二人でこういうお店をやりたいねって目標掲げながら宮古島に移住したので、常にアンテナは貼ってたんですよね~まぁそれがこのお店になるとはもちろん思っていなかったんですけど。お客さんもありがたいことに砂山カフェっていう名前で結構きていただいたし…なんだろうな。夫婦で働く大変さかな笑
ー笑笑 仕事となると笑
そうですね笑 子供もすぐできたんですよ、移住して半年でできて。妊娠しながらバイトさせてもらって、出産して半年後ぐらいに自分たちがここのオーナーになってって感じだったので、ババババって月日が過ぎた感じです。大変と思ってられる余裕がなかったって感じですね。
ーいろいろ両立しながら…
そうですね。それこそ、長男が生まれたばっかりの時は、背負ってやったり、お店の中でバウンサーに載せて営業してたりとか。楽しかったですけどね。
ー怒涛の日々が続いたんですね。今がようやく落ち着いた感じですか?
そうですね、従業員の子達が入ってきてくれたりしたので。
これからのビジョン
ー今後の話も聞いていこうかなって思うんですけど、これから挑戦していきたいメニューとか事業とかありますか?
今お店の横を改装してるんですけど、あそこで自家製宮古そばを作ろうとしています。
ーすごいですね!いつからとかもう決まってるんですか?
麺を打ったりとかは施策段階には入っていいますね〜。他のところでも宮古そば打ってるじゃないですか。ああいうのを自動販売機を設置してそこから買ってもらったり、それこそ自家製のドレッシングが人気なのでそれを買っていただけるような自動販売機にしたいです。お蕎麦のテイクアウトの事業もそうだし、物販、Tシャツとかステッカーとかも強化していきたいですね。
ー事業やるにあたってつまづいてることとか大変なこととかありますか?
そっちは主人部門になるのでわからないんですけど笑 まぁでもとにかく美味しいを追求するので、主人は。今はこだわってあれだめだこれだめだってやりながら試作して、頑張ってます。
ーその追求が美味しいメニューになるんですね!
まぁやってくれるんだろうなとは思ってます。元々、平良港のフードコートで浅草16という日本そばのお店をやってたんですよ。そこをまずこっちに移転させる計画をして、日本そばも追々やるんですけど、それよりも先に、今宮古そばの坦々麺を作っているんですけどこれを自家製麺に変えたくて。これは辛いので、普通の宮古そばも出したいなって思っているんです。主人はとにかく食べるのが好きなので。
ーそれ大事ですよね!これから宮古島でもし飲食店を始めようという方がいたらアドバイスしたいこととかってありますか??
ないですないです笑(食い気味)アドバイスできる立場じゃ全然ないので笑 うちはとにかく楽しく笑顔でっていうのをスタッフにも常に言いながらやってるので人様にアドバイスできることないです笑
おまけ★
ー宮古島でここが一番行ってほしいスポットとかありますか?
やっぱり砂山ビーチかな、柵ができてしまって残念なんですけど。私たちにとっても思い出の場所でもあるのでぜひ行ってほしいです。その帰りにぜひ砂山カフェへ!