この写真は昨年の台風前の空の色を撮影したものです。※加工は一切していません。
まるで世界が終わるかのような暗い空で不気味ですが、台風前にはこのような色の空が見える事が多いです。
8月に入り、普段よりもレンタカーが走っているのを見ることが多くなり、これから夏休みやお盆休みで宮古島に来られる方も多いかと思います。
7月・8月・9月の宮古島は観光シーズンでありながら、1年で1番台風が来るシーズンでもあります。今回は、宮古島の台風事情について書いていきたいと思います。
最近で言うと7月末に台風6号が4日間にわたり宮古島に来ていました。連休中に旅行を計画していたのに、飛行機が飛ばず来ることが出来なかった方や飛行機が欠航して宮古島から出られなかった方も居たと思います。
台風で飛行機が欠航になると、宮古空港自体が閉鎖してしまうので台風と旅行が被ってしまうと大変ですよね。
宮古島は台風が直撃する事もよくあり、台風の目に入り30分程の一瞬の晴れ間の後、すぐに吹き返しの強烈な風が吹くのですが、今回の台風6号は宮古島を目一杯旅行していたようで、動きがめちゃくちゃ遅く半日程台風の目に入り不気味な時間が長かったです。暴風警報が79時間も出ていて外に出ることも出来ずでした。
今回の台風では、私の家は市街地近くのおかげなのか12時間程度の停電で済みましたが、地域によっては、まる2日間停電&断水して、避難されていた方もいるようです。
宮古島から橋で繋がっている池間島・来間島・伊良部島は暴風警報前から橋が封鎖され通行止めになっていました。

暴風警報が発令されるとガソリンスタンドも閉まってしまいます。

停電して携帯の充電が切れたときは車で充電する事もあると思うので台風前は早めにガソリンを入れる事をオススメします。台風明けのガソリンスタンドは洗車と給油で行列が出来るのも宮古島の台風あるあるです。
しばらくの間ファミリーマートも閉まっていました。

お店もしっかりと台風対策をされていますね。
今回の台風の動きをなめていた私は、食料品をろくに買っておらず、台風前日夜にスーパーに焦って行きましたが、もう時すでに遅し状態でした。

飲料品コーナーもすっからかんで、店員さんに聞くと在庫は棚に出ているだけとの事でした。台風前に水はいつもすぐに在庫切れになると言っていました。

水以外にもお茶もほぼ在庫なしでした。

こちらはお酒コーナーです。みんな家から出られないのでお酒を飲んで過ごすのが分かります。私も寝てはお酒を飲んでの繰り返しでした(^^;
飲み物や非常食以外にも、台風前後の数日間は船が欠航しているのでスーパーから食材が無くなります。

台風前に野菜や冷凍品を買い溜めするのも手ですが、停電がひどい時は3日続いたりするので、買う量も難しいところです。
暴風警報が解除されて、食料を求めコンビニに行きましたが何も無かったです。

パン以外にもコンビニも食料品が品薄状態です。
台風後も天気が良くなり海に入りたくなりますが、風が無いように見えたり、見た目が穏やかに見えても海の中は流れが早かったりと安全ではないので油断大敵です。
毎年台風直後の海で泳いでいた方が亡くなる悲しいニュースが流れています。
宮古島市の今回の台風6号被害は総額2.7億円にもなるそうです。

身近な場所でも、小学校の校庭の木が道路側に倒れフェンスの倒壊がありました。
万が一台風と宮古島旅行が被ってしまった場合は、
興味本位で外を出歩かない事、前もって食料品の確保をする事、ガソリンを予め確認しておくこと、モバイルバッテリーを充電して停電に備えておくことをオススメします。
沖縄に来る台風は、内地の台風とは規模が違います。
7月~9月に宮古島に来られる際は台風の動きにも注目しながら、予定を経ててみて下さいね。