とにかく人々が子どもに優しく、環境も素晴らしい宮古島。
移住して子育てをしていきたいと思うご家庭も多いのではないでしょうか?
今回はそのような家族で宮古島に移住したい方のための移住実践のノウハウから、仕事に関すること、移住にかかる費用や受けられる支援のことまで、網羅的にお話ししていきたいと思います。
家族で宮古島移住…失敗しない引っ越し先の決め方
家族で移住してどこに住むかを決めるときに住環境と同じくらい大切なことが、子どもの保育園や幼稚園、学校のことです。
いざ住んでも預けられる保育園がない、学校まで徒歩で行くのには遠い、などではその後の暮らしに支障が出ます。
ですので、その辺を大きな優先事項の一つとして考えたほうがよいでしょう。
わからなければ市役所の子育て関連の課に聞けば親身に相談に乗ってくれますよ。
家族で住める物件の探し方
まずはネットで不動産検索してみる
子どもの学校などを考えた上で地域が大体絞れたらまずはネットで不動産を検索、すると住みたい条件の物件の家賃相場が大体わかります。
気になる物件をピックアップしたら物件を担当している不動産業者に連絡をしてみます。
メールや連絡フォーム、電話での対応をされている不動産業者がほとんどと思いますが、メールや連絡フォームの記入に時間を取られるよりも、営業時間内だったら電話の方が話が早いことが多いです。
地元の不動産業者に飛び込みで物件を探してみる
地元の物件に強い地元密着型の不動産に飛び込んでみるのが結構おすすめです。
いい物件は店頭に並ぶやいなや埋まってしまうことが多いのですが、タイミングがよければ不動産業者のもとに入ってきたばかりでまだ店頭には出していない良物件を「さっき入ってきた物件、よさそうだけど見てみる?」の様に紹介してもらえることがあるからです。
家族で宮古島移住…仕事はどうする?どうやって稼いでいく?
最近では宮古島での求人は職種に関わらずコンスタントにある状態なので特に選びすぎなければ仕事探しに困ることはないでしょう。
子どもの行事や、風邪や急な発熱などにも、本土より大分フレキシブルな対応が多いのは、共働きしやすい環境に大きく寄与しているところがあると思います。
ネットの求人情報サイトで検索したり、ハローワークに聞きにいったりして探したり、宮古島の周りの人に聞いてみるのも手ですよ。
家族で費用を抑えて移住するには?
引越し業社に依頼
宮古島への移住で一番お金がかかるのが、引越し費用です。
一般的な方法としては引越し業者に依頼して家財一式をコンテナに詰めて輸送してもらう方法です。
この流れとしては以下のようになります。
本土の引越し業社がコンテナに荷物を詰める→コンテナを船に乗せる→宮古島の引越し業社がコンテナから荷物を下ろす→コンテナの荷物を引越し先へ
何社か対応している会社がありますが、荷物が少なめの家族で20万円超〜60万円程度の見積もりと結構ばらけたので、数社に見積もりをお願いした方がいいです。
ダンボールに詰めてゆうパックで送る
全ての家財を引越し前に売り払ったなどで、運搬する荷物が凄く少ない場合ではゆうパックのダンボールに詰めて送るのが一番手軽かつ安い方法と言われています。
1つのダンボールに30kgの重さまでものを入れられるので結構使い勝手がいいのです。
基本的には業者に頼んだけど、送り忘れたものがあった!なんて場合にもオススメの方法です。
詳しくは郵便局のHPをご覧くださいね。
ヤマトの家財宅急便を利用
なんと3辺合計350cm、最長辺180cm、天地ありで横幅100cn、天地ありで高さ180cm、2辺それぞれが100cnを超えない、最重量150kgのものまで送れます。
移住前に大方処分して荷物が少なければ、うまく組み合わせればコンテナ不要で全ての荷物を送れそうなほどですよね。
詳しくはヤマトのHPをご覧くださいね。
家族の宮古島での移動手段、車はどうする?
宮古島でなくてはならないものが移動手段です。子どもがいると何かと必要になるのがやはり車です。
車は宮古島の販売業社で購入する、今まで使っていたものを海路で運ぶ、の二つの方法があります。
どちらにしろ、宮古島に入ってすぐ、まだ車が届いていない、入手できていない間はレンタカーでしのぐのがオススメです。
レンタカーは日割りで借りるのもいいですが、それだと観光価格で高くなることも多いので、月貸しのシステムがないか、レンタカー会社に聞いてみるのがオススメですよ。
家族で宮古島移住した際に受けられる支援はある?
移住先としても人気の宮古島なので、宮古島移住者への移住支援制度というのはほとんどないのが実情です。
ですが島民になれば受けられる支援はあるので、引っ越したらまずは宮古島市役所へGO、宮古島市民になりましょう。
宮古島の島民が受けられる支援
離島住民割引カード
宮古島市民になると無料で作れる離島住民割引カードというものがあります。
これがあると島外との航空運賃が割引価格になります。
宮古島市役所の市民課でいくつかの必要書類とともに申請すればその日中に発行されるのでぜひとも作っておきましょう。
出産祝い金
宮古島市民は第一子・第二子出産で3万円、第三子以降出産で5万円の出産お祝い金がもらえます。
出産予定日の6ヶ月前までに宮古島市民になっていることが出産祝い金をもらえる条件なので、市民になっていれば島外で里帰り出産をした場合でも出産祝い金支給の対象です。
小中学校の給食費の全額が助成、保護者負担はゼロ円に
宮古島市では2020年度から小中学校の給食費の全額が負担されることとなり、保護者負担がなくなりました。
宮古島市保育士就労渡航費等補助金交付事業
共働きの家庭が多く常に保育士不足が問題の宮古島ならではの独自の支援に、保育士として宮古島に移住をする人に最大30万円支給されるというものがあります。
保育士資格をお持ちの方は、仕事と支援金を得て宮古島に移住して、と一気に夢を加速することが可能ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事が少しでもご家族で宮古島移住をするお役に立てれば嬉しく思います。