突然ですがみなさん!日本各地には、とても珍しい馬が8種類だけいることを知っていますでしょうか!(笑)
なんとそのうちの貴重な1種類が宮古島にいるらしいんです!
しかもいつでも会えるらしい、今なら無料で!
ということで、とっても珍しい沖縄県の天然記念物「宮古馬」に会うために、宮古島市熱帯植物園に行ってきました♪

朝早い時間だったので、園内はまだ涼しくて静かです。爽やかな風がとっても気持ちいい〜♪
正面入り口のゲートからまっすぐ進み、フクギ並木の突き当たりを左へ曲がります。
余談ですが、このフクギ並木、意外とインスタ映えしそうだな…、と前から密かに思ってます(笑)
しばらく歩くと、今日の目的地に到着!
宮古馬の家(うまや)です。

柵の中にいる馬は、すべて宮古島の在来馬、宮古馬です。
在来馬とは、昔から日本で暮らしてきた馬で、犬でいうと「血統書つきの柴犬や秋田犬」のようなイメージです。
今は国内に8種類しか残っていません。
宮古馬は、宮古島の畑を耕す、島の人々のパートナーとして飼育されてきました。
しかし、農業の機械化とともに数が減っていき、昭和の時代には10頭以下になってしまいます…。
「宮古馬を絶滅させてはいけない」
という島の人々の働きかけで、少しずつ数が増え、平成3年には沖縄県の天然記念物に指定されました。

柵の中で、馬同士じゃれ合う姿はとてもキュート♡
残っていてくれてありがとう!という気持ちになりました♪

ここにいる宮古馬は、一時的な飼育のための預かり馬なのだそうです。
専門的に訓練された馬ではないので、乗馬やエサやりなどのふれ合いはできません。
その代わり、馬たちの暮らしを、時間無制限で眺めることができます♪
宮古馬は、性格がとても優しいことで知られています。
ポクポク歩いて来たな……と思っていたら、柵のすき間からにゅっと顔を出し、こちらに大接近してくれることも!♡
柵の近くは、宮古馬を間近で見られる特等席なのですが、
「馬は噛むこともあるので、注意!」
とのことでした。
小さいお子さんと一緒のときは、目を離さずにお子さんを見守ってあげてくださいね♪

宮古島市熱帯植物園には、宮古馬エリアのほか、工芸体験コーナー、熱帯の植物を観察できるウォーキングルートがあります。
体験コーナーでは、陶芸や宮古織などの体験やお買い物を楽しめます。
ウォーキングルートでは、熱帯の植物を観察しながらのお散歩がメインです。
ルートには、「となりのトトロ」に出てきそうな葉っぱがたくさん生えていました!
例えば、宮古島によく生えてる、クワズイモ(もちろん食べられません、毒があるそうです)↓

小さい子がすっぽり隠れてしまう大きさです!
思わず触りたくなりましたが、葉っぱの汁が手につくと痒くなることがあるそうなので、ガマン(笑)
ウォーキングルートには、他にも「となりのトトロ」に出てきそうな植物がたくさん生えていました!
私はジブリ好きなのでこういう葉っぱや木を見るとすぐに「ジブリっぽ〜い!」とキャッキャしてしまうんですが、私だけでしょうか(笑)
ウォーキングルートには、いくつかコースがあります。
一番長いルートは4キロあるので、歩きやすい靴で行くのをおすすめします。
ゆっくり歩くなら朝早くの暑くないうちに、体験メインならお昼前後の来園というふうに、遊びに行く時間帯を分けると快適に過ごせますよ♪
植物園から500メートルほど歩くと「宮古島市総合博物館」があるので、時間に余裕があるときは、博物館にも足を伸ばしてみると楽しいかもしれません(^^)
昔の宮古島の暮らしや、宮古島の生き物について楽しく知ることができます★
宮古島市熱帯植物園までのアクセス
宮古島市植物園は、宮古島市役所から車でおよそ5分。
無料の駐車場が充実しているので、車でのお出かけにぴったりです。
宮古島市熱帯植物園
沖縄県宮古島市平良字東仲宗根968-1
駐車場 無料
入園料 無料
公式サイトは コチラ
