宮古牛は宮古島や多良間島で育てられる牛の名称です。
宮古島で生まれた牛は子牛のときに全国各地へ出荷されその地域のブランド牛として育てられています。
ブランド牛とはその場所で生まれたかどうかではなく、その場所でどのくらい育てられたかでブランドの名前を名乗れます。
宮古島生まれの子牛がその地域で丁寧に育てられいろいろなブランド牛になる、つまり宮古牛は「元がいい」のですね。
そんな子牛がさらに宮古島でのんびりと育てられ、A5クラスの高い品質を誇る宮古牛になります。
しかしそんな上質な和牛である宮古牛の全国的な知名度はそれほど高くありません。
年間の生産数が少ないため宮古島外での流通はほぼみられない希少な和牛となっているからなのです。
宮古牛は宮古島でほぼ消費されています。ホテル、居酒屋、カフェ、レストランなど宮古牛を押し出したメニューは人気です。
おいしさはもちろん、ちょっとリッチなランチや、特別な日のスペシャル感を演出するのにもってこいです。
沖縄はステーキをよく食べることで有名ですががっつり歯ごたえ系のお肉にかぶりつくのに苦労しだした、ある程度大人になってきた私。
そんな私は宮古牛を食べたあと、ステーキに限らず日常で味わうスーパーの安売り牛肉にも「ちょっとの残念感」を感じてしまうという「違いの分かる大人」になってしまいました。
「違いの分かる大人」になると宮古牛を食べる前には戻れなくなってしまうので注意が必要です。
そんな宮古牛をおうちで味わう
池田冷凍食品はホテルや居酒屋、レストランなどに宮古牛を卸している業者さん。
お店の前には配送のトラックが並んでいたりするので業務向けなのかな?という趣なので初めて入る時にはちょっと勇気がいりましたが店舗の中には焼き肉用のお肉や豚ソーキ、ウインナー、宮古牛の餃子などもあって一般の人でも購入できます。
大きなハンバーグでおなじみ
池田冷凍食品は宮古島では宮古牛ハンバーグで有名。そして業務用のお店っぽいところが発揮されるのがその内容。180gのハンバーグが10枚入でどんっと販売されているのです。
1個2個などのばら売りはされておらず、袋に入った10個の大きな冷凍ハンバーグは圧巻でお肉でこんなずっしりとした重みを感じるとはと驚いてしまいます。10個入りでも「近所に住む家族にわけるのよ」、と2,3袋買っていく人も見られます。池田冷凍食品では冷凍のお肉セットの発送もできるのでお中元・お歳暮や島外にいる家族へ送る人も多いそうです。
宮古島市のふるさと納税でも購入できる宮古牛。
宮古島が育んだおいしいお肉をぜひ一度お召し上がりください。