[写真付き]宮古島で紅型教室に挑戦!貴重な伝統芸能を体験してきました♪

宮古島で紅型教室!

こんにちは★

毎日暑い日が続いてますね〜!夏真っ盛りの中、海を楽しむのももちろん楽しいですが、涼しい室内で宮古島を楽しめないかなぁと考えていたところ、紅型教室に誘ってもらったので早速行って来ました!今回体験させていただいたお店は、「WEATHER PERMITTING OKINAWA」さんです♪

こちらのお店は紅型で作ったお洋服やアクセサリー、雑貨類もたくさん扱っています。お店の商品を眺めているだけでも癒されますよ♪

店内もめちゃくちゃ可愛い!

ではでは早速、体験レポートの始まりです〜!

紅型とは?

まず、紅型の説明から♪

紅型(びんがた)は、沖縄の伝統的な染色技法で、鮮やかな色合いと繊細な模様が特徴です。

主に型紙を使って染料を布に写し取り、その上から手描きやぼかしなどの技法で色を重ねます。紅型はもともと琉球王朝時代に発展し、王族や貴族の衣装として使われていました。

現在では、着物や小物などに利用され、沖縄の文化を象徴する工芸品として広く知られています。

沖縄県無形文化遺産にも登録されているそうで、どれほど貴重な伝統工芸なのかが分かりますね〜

紅型体験①:デザイン選択

エプロンが用意されているのでそれを付けて、いくつかあるデザインのテンプレから好きな柄を一つ選びます。

私が行った時は、ブーゲンビリアと、ウミガメと、ハイビスカスの3種類がありました。私はブーゲンビリアが好きなので、その柄にしました!

ブーゲンビリア柄。

紅型体験②:染色

次は早速、色を付けていきます!

他の教室さんでは染色の前に防染糊という、染料が布に浸透しないようにするためのもので、後の染色工程で白く模様を残す役割をする糊を塗ったりするらしいですが、WEATHER PERMITTING OKINAWAさんは事前に糊を塗ってくれているので、すぐに染色することができます♪

染色の工程をざっくり説明すると、配色→くまどり です!笑

これだけでは私のような初心者さんはなんのこっちゃだと思いますので、もう少し詳しくお伝えすると、、、

まずは塗り絵のような感覚で、柄に色を付けていきます。お手本があるので、そのお手本通りに色を付けてもいいし、オリジナルの配色をしてもOKです。

そのあとのくまどりでは、柄に濃淡を出すために濃い色をのせていきます。

配色で使う染料たち。鮮やかですね〜

お手本を見ながら色を付けていきます。

そうそう、配色の時に使う筆なんですけど、通常の筆より先が丸いんですね。

なので最初はこの筆の扱いに慣れるのが私は結構難しかったです!

でも、本番前に練習もできるし、難しいところはお店の方がすかさず助けに来てくれるので安心でした笑

くまどり中です。

実はこのくまどり、二刀流で行います!先が丸い筆で濃い色をチョンチョンとのせて、通常の筆でその色を広げていきます。

くまどりをすると、最初の配色の時のイメージとはガラリと雰囲気が変わるので、それがとても面白かったです。

一見地味な作業ですが、紅型を紅型たらしめるのはこのくまどりも一役買っているのですね〜

紅型体験③:水洗い

染色が終わったら、お店の方にお渡しして、ドライヤーで乾かしてもらい、袋に入れてくれます。

実はこの後は、帰ってのお楽しみなのです!

家に帰ってから、お湯に8時間浸し、糊や小さい絵の具の塊を全て洗い落とします。(ちゃんとお店の方が、やり方手順シートを渡してくださるので安心です♪)

8時間経過した後は、絞らずに干し、最後はアイロンをかけて完成!

完成品!デザインと色はとっても綺麗なんですが私の雑な性格が滲み出ちゃってます、、、。

出来栄えはともかく!笑 紅型の感じが出ているのは伝わりますよね!ね!笑

最後に

もうちょっと丁寧に水洗いをすればよかったな〜いやそもそも染色をもっと丁寧に塗るべきだったな〜と、完成品を見てもうすでに次回に向けての1人反省会をしています笑

私のような不器用・がさつ・飽き性の3拍子が揃った女子でも、これほどの完成品ができることを考えると、皆さんはきっともっと素敵な作品を作れると思います♪

お店の方はプロの職人さんで、実際のプロのお仕事を教えてくださったんですが、あり得ないほどの細かい工程を全部お一人でされているそうです、、、。お店にはその方が丹精込めて作った数々の作品を見ることができるので、体験する時間はなくてもお店を見るだけでも十分楽しめます!

宮古島旅行の際にはぜひ足を運んでみてくださいね★